レモン色の見た目で「すっぱい?」誤解されがちですが、見た目を裏切る酸っぱくない爽やかな甘さや香りが魅力です。
カットした途端広がる爽やかな香りで春の訪れを感じさせてくれます。
食感は、ぷるっとした果肉が特徴です。

「日向夏」と比べるとはるかは、果皮が少しゴツゴツしていています。

ここ数年に出来た新しい品種の為、市場に出回っている数はまだ少ないです。
ぜひ一度、「まろやかな甘みと爽やかな香り」を感じてください。


 ■はるかの生い立ち

 「はるか」は、「日向夏」の実生(種から育つ事)から選抜育成された品種で、平成8年に品種登録されたまだ新しい柑橘です。  
昭和55年に福岡県の石井氏が自宅の庭において「日向夏」の自然交雑実生を発見し、57年高接ぎ樹を育成、61年初結実、以後、増殖を行いなががら、特性の調査・確認を行い育成を完了した品種です。 品種登録出願時の名称は「円香」でした。
 「実生(みしょう)」から育てるとは、種から育てる事をいいます。  柑橘は普通、苗木、接ぎ木で育てます。 実生(種から)育てると、全く違う特徴のものが生まれます。
親より劣っているものができることが多いですが、高品質なものが生まれることもあります。 実がなるまでに年数がかかるため、樹を増やすときは接ぎ木でクローンをつくります。
 

 ■はるかの系統図


10月
11月
12月
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
 摘果
 肥料
 収穫 11月下旬〜
 貯蔵 12月〜2月頃
 販売 12月上旬〜2月初旬

  ■はるかのお世話

●摘果作業 ●肥料 ●剪定作業
   

摘果とは、枝に実ったたくさんの果実を小さい内に間引く作業です。

Q.摘果するとどうなるの?
 摘果すると、木の負担を減らし、一つ一つの果実により多くの栄養がいくようになります。そうすると、果実が大きくなり、よりおいしいみかんに育ちます。

 

甘さと酸味のバランスが取れたコクのあるおいしいミカンにするために、肥料をまきますまた、収穫後は木が弱っています。
弱ったままでは来年の樹は、果実はよくなりません。そのために肥料をまきます。

カンキツ類の整枝、剪定は、2月から3月に行ないます。まず、1〜3年目の苗木は、病害虫の被害にあった枝、前年の秋に伸びた枝、充実していない枝などを切り詰めて樹形を整え、樹の内側まで日光が当たるように、側枝を開くようにします。樹形がある程度できあがった4年目以降の株には、主に間引き剪定を中心に行います。
●収穫 ●発送準備
   

はるかを一つ一つ丁寧に木から切り取ります。

箱に入れてお客様に発送されます。

  ■はるかの食べ方

「はるか」は皮がかたいので、手で剥いて食べるのはちょっと大変。
なので、グレープフルーツのように半分に切って、スプーンで種を取り除いておいてから果肉をすくって食べたり、ナイフなどを使ってカットすると、簡単に食べて頂くことが出来ます。
ここでは、はるかをカットして食べる方法を紹介します!!

@上部と下部を少し平らに切り落とします。

A半分に切ります。

B真ん中を通る白い芯部をナイフで切り出します。

C芯部を取り終わったら、種を取り除きます。

D縦方向に5〜6等分に切り分けてお食べください。

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